日記

子宮頸がんとは

女性で発症しやすいがんは、「大腸がん」「乳がん」「胃がん」そして「子宮がん」です。 子宮がんは、がんができた部分によって次の2つに分けられます。 「子宮体がん」・・・子宮の奥の「子宮体部」にできるがんです。 女性ホルモンが関係して、発症するとされています。 子宮体がんは、閉経後の女性に多く見られるがんです。 「子宮頸がん」・・・子宮の入口の「子宮頸部」にできるがんです。 30?40歳代に多く見られるがんです。 最近は、20歳代の子宮頸がんが急増しています。 子宮頸がんの原因は、「ヒトパピローマウイルス」に感染することで発症するそうです。 ヒトパピローマウイルスとは、性交渉することで感染するウイルスです。 そして、成人した女性の半数は、生涯に1回は感染するとされています。 もし、ヒトパピローマウイルスに感染したとしても、免疫によってウイルスは排除されます。 しかし、一部の人でヒトパピローマウイルスのある種の型に感染すると、遺伝子が異常を起こしてがんになることがあります。 子宮頸がんの初期の段階では、ほとんど症状が見られません。 ですから、早期発見をするためにも定期的に検診を受けることが重要なのです。...

子宮頸がんの早期発見

子宮頸がん検診については、市区町村単位で行われています。 検診対象の年齢は、30歳以上の女性でした。 しかし、2004年から若年の子宮頸がんが増加していることから20歳以上が対象というように変更になりました。 会社の健康診断でも取り入れていることもあります。 しかし、子宮頸がんの検診を受けている人は、およそ20?30%と非常に少ないです。 欧米では、18歳以上の女性のおよそ80%の人が、検診を受けています。 性交渉をした経験があると、誰でも子宮頸がんになる可能性があります。 そのため、自覚症状などがなくても、1?2年に1回程度のサイクルで検査を受けることをおすすめします。 そして、子宮頸がんの検査方法は「細胞診」を行います。 細胞診とは、子宮頸部の表面の細胞をまんべんなく採取していきます。 その採取した細胞を顕微鏡で調べる検査です。 細胞診をすることで「異形成」を見つけることができます。 異形成とは、必ずしもがんになるわけではありませんが、がんになる前の状態のことです。 もし検査によって、異形成と診断された場合は、その後定期的に検査を受けて、経過を観察していくことが大切です。 また、「ヒトパピローマウイルスの検査」を行う場合もあります。 このヒトパピローマウイルスの有無を調べることで、そのウイルスががんになる危険性があるのかどうか見極めることができます。 日本では、まだ一部の医療機関だけで受けることができます。 そして、保険適用外の検査のため、全額自己負担になります。...

子宮頸がんの治療

子宮頸がんの治療は、「がんの進行度」「がんのタイプ」「合併症の有無」「妊娠や出産希望の有無」「年齢」などで選択されます。 主に治療法は、「外科療法」「放射線療法」「化学療法」があります。 その中でも主な治療法は、「外科療法」で、早期がんが対象となります。 また、手術後にがんの再発や転移を防ぐためにも化学療法や放射線療法を行う場合もあります。 日本では、主に放射線療法は、進行がんについて行われています。 ちなみに欧米では、早期がんにも行っています。 放射線療法を受けると、卵巣の働きが失われてしまいます。 ですから、日本では早期がんについての放射線療法を受ける人は、高齢者や合併症がある人を中心にしています。 放射線療法の照射方法は、次の2種類があります。 膣内照射・・・子宮の内側から病気の部分に向けて照射します。 外部照射・・・体の外側から照射します。 そして、化学療法も進行がんについて行われます。 がん細胞が増えないように抑制する「抗がん剤」をいくつかの種類と併用して使用します。...

子宮頸がんの外科療法

子宮頸がんの外科療法は、次の2つに分けられます。 <子宮温存手術> 一般的に早期がんに対して行われています。 切除する部分は、がんの部分と子宮頸部の一部を円錐のように切除します。 この方法を「円錐切除術」といいます。 この円錐切除術は、開腹することなく、膣からレーザーや超音波のメスを入れて行います。 手術時間は、15?30分ほどで、2?3日間の入院が必要となります。 医療機関の中には、日帰りで行っているところもあるようです。 手術後は、妊娠や出産などできますが、流産や早産の危険性があります。 また、最近になって円錐切除術では対応できない進行した早期がんに対して、「広汎性子宮頸部摘出術」を行う一部の医療機関もあります。 <子宮摘出手術> 進行がんのときは、子宮以外の卵巣や卵管、膣の一部、さらには周囲のリンパ節も含めて切除します。 年齢や進行の症状、がんのタイプなどにより、卵管を残すことができることもあります。 どちらの手術においても、再発や後遺症の可能性はあります。 そのため、手術後5?10年ほどは、定期的に検査を受ける必要があります。 子宮頸がんは、早期の段階で発見できれば、子宮を残すことも可能なのです。 性交渉の経験がある人は、定期的に検査を受けることをおすすめします。...

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